宝物の一枚。 20年前(もうそんな前かぁ)から大事に聴いてる。
アラゴン、林立夫(Dr, Perc)・今剛(Gt)・難波正司(KB)・浦田恵司(Synth-Prog)・西松一博(Vo) 。1985年リリースのアルバム。3年かけて製作されたアルバム、実際にこのバンドでの活動はなかったようだ。 曲長は民族音楽的な感じ なんだけどそれで説明終わらせたくない感じ。
電子楽器、民族楽器、声、自然の音がこれほど絡みあうことができるなんて。 その音空間上に どこかの国のどこかの人たちが陽射しを歩いたり季節に踊ったりたたずんだり働く力の姿が現れてきそう。
それぞれのプレイヤーの技が光ってます というより センス! 曲の在るとこから飛び出る音は1音も無く、このメンバーのすばらしさを感じる。 歌詞もとてもきれいで好き。 レコーディングではモアイのようなダミーヘッドマイクが使われたようで、アルバムジャケットの裏面にもそれらしき絵がある。 チャランゴなどの民族楽器、水雫が水面を叩く音 などサンプリングも駆使されている。
去年(?)NHKだかBSだかで 林立夫、ポンタとか出てたドラムイベント(??正式名忘れたごめんなさい)のライブでこのアルバムの「力車」をやっていてびっくり感動した。(あー録画しておけばよかった...。)
今日は雨だけどこれを聴いて気分もよく、明日はレッスン日なのでこれから練習。
<追記>
これは聴いたこと無いのですが「The Studio Works The Birth Of Aragon」というメイキングレコードがあります。 音作り、レコーディング、その製作段階の資料も入っていたということで一度聴きたいな と長年気にかかることのひとつになっています。 どなたか持ってる方がいらっしゃいましたら是非聴かせてください!